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鹿行平和講演会で太平洋戦争体験とウクライナ青年から学平和
令和7年5月24日(土)13:15から鹿行地方文化研究会及び鹿行文化財保護連絡協議会主催による合同研修会が開催されました。令和7年度研究会主管の事業を「鹿行平和講演会」として開催したもので、基調講演をウクライナからの留学青年でつくば市にある日本国際学園大学3年生トロプチン・ニキタ氏を招き「罪なきわが故郷、ウクライナ」をテーマにウクライナの文化や歴史に続きロシア侵略の課題を訴えました。
また、太平洋戦争体験では、最初に北浦海軍航空隊で土浦海軍航空隊予備練習生から配属され、過酷な訓練を経て特攻隊予備兵として敗戦を迎えた鉾田市在住の磯野栄佐さんの講話がありました。次に、潮来市在住で当時旧制麻生中学校在学時に学徒動員として平塚の軍需工場で空襲を受け友人を亡くした仲沢春司さんの涙の講話がありました。続いて、暁部隊経験の鈴木栄三さんが欠席のため代理で役員の鹿野氏がプロフィール等を紹介しました。最後に、大変要戦争中の期間を満州で暮し敗戦後から帰国までの1年間が本当の戦争であったなど経験からその命を繋ぐための歩みの講話がありました。
受講生には、土浦市から親子で参加した中学生もおり、清掃体験について詳細なメモを取りながら戦争体験など講話の内容から戦争体験の再構築をしていました。
【写真】
講演するウクライナ留学生トロプチン・ニキタ氏