プレコンセプションケア推進等を提言<令和4年第4回定例会一般質問>

議会・議員活動 2022年12月20日

    令和4年第4回定例会(12月)で保健・都市計画関連等で質問

 髙埜議員は、12月定例会において、保健衛生、防災、道路整備及び市街地再整備等4項目について質問しました。内容は下記のとおりです。

 こんにちは。4番 髙埜栄治です。傍聴席・ネット配信で傍聴されている皆様には、市政に関心をもっていただき誠にありがとうございます。岩間議長より許可をいただきましたので、通告に基づき質問させていただきます。

 最近の話題から思うところがありました。カタールで開催中のサッカーワールドカップにおいては、サムライ・ブルーはドイツ・スペインとヨーロッパの強豪国を破り、グループ首位で決勝トーナメントに勝ち上がりあと一歩でベスト8というドーハの歓喜を演出してくれました。選手の多くが単身欧州へ渡り厳しいレギュラー争いに勝ち抜き、チームリーダーとして活躍しているメンバーです。自己を追い詰める厳しい練習など、努力に裏打ちされた若者たちの発言は、自信に満ちあふれていました。鉾田市の次代を担う児童生徒を育む教育においても、個性を伸ばし積極的に自己実現をめざすための施策が取り入れられるよう希望いたします。さて、今定例会では4点、8項目について質問させていただきます。

1.津波避難訓練の評価と特別指定強化地域に指定された日本・千島海溝地震対策について

 令和4年11月20日(日)に実施された津波被害を想定しての避難訓練ではどのような成果があり課題があったのか。また、震度6以上の激しい揺れの恐れがある日本・千島海溝地震の防災対策特別強化地域に指定されましたが、本市では避難計画策定ならびに避難路の整備等をどのように進めるのか伺います。

(1)私は、先の一般質問等で、行政区単位の集会施設を第1次避難場所として利用するよう提案してありましたが、避難場所の見直しはしたのか。今回どのような意図で大洋中の避難所を利用したのか伺います。また、本市の自主防災組織では防災訓練を実施していないようですが、今後どのように進めるのか。さらに、現在、本市で登録されている防災士は44名おりますが、訓練時等に参画いただくのが本来の訓練の在り方とおもわれますが、今回参加されていなかったようです。どのような理由があるのか。これらの現状を踏まえ、今回の訓練の成果と課題について伺います。

(2)次に、日本・千島海溝地震の防災対策特別強化地域に指定された鉾田市として避難計画策定及び避難路や避難タワー等の整備を含め、津波避難に関する対策について伺います。

 2.市道改良・舗装工事等の計画的な事業執行について

 以前の道路建設課への質問ならびにヒアリングの際に、調査機器を使った破損箇所で100m単位を目途に改良工事を行う旨回答がありました。交通量及び目視損傷箇所等に依(よ)らない本市の道路改良・舗装工事箇所選定について、具体的な箇所付け・優先順位についてどのように行っているのか伺います。

(1)まず、区長要望による道路側溝改良・舗装工事等の優先順位に基づく着工率について伺います。

(2)次に、市内には多くの損傷している道路が多い中で、損傷も顕著でない人家の少ない箇所でしかも100m未満の道路舗装工事が実施されている例があります。区長も要望していないとの声もあり、このような道路工事の執行については、どのような条件に基づき進めてきたのかその状況について伺います。

3.少子化対策への若年層からの意識改革及びプレコンセプションケア構築と支援策について

 本市においては、岸田市長のご理解により、少子化対策に積極的に取り組んでいただき、不妊症・不育症に対する支援策に加え、AYA世代のがん患者に対する妊孕性温存治療費用の助成についても実施していただいておりますこと感謝申し上げます。

 近年は、少子化対策の一環として若年層から妊娠・出産の知識を持ち、自分のからだの健康意識を高めることで、将来の妊娠機会を増しあるいは課題の早期解決に結びつけるためのプレコンセプションケアが重要となっているところです。そこで、本市の学校保健教育及び市民への保健指導等の取組みならびに支援策について伺います。

(1)1項目目、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021」の「Ⅲ女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現」にプレコンセプションケアが謳われていますが、本市ではどのように取り組んでいるのかその現状と推進計画について伺います。

(2)次に、学校保健における健康診断について、婦人科的診療は必須検査項目ではないことから、児童や生徒が自分の成長や健康に関して理解されていないケース、あるいはからだの不調を訴えることに心理的な負担を感じたりすることがあります。このような児童生徒に配慮した教育活動の現状と推進計画について伺います。

また、『健やか親子21(第2次)』の中間評価等に関する検討会報告書を踏まえた取組みについては、本市において関係機関や専門家等の連携によりどのように実践されているのか。その現状と今後の方針等について伺います。

4点目は、4超少子高齢地域社会に必要となる住宅弱者対策ならびに高齢者・障害者及び子育て世帯等の交流と相互扶助を可能とする住環境整備を含めた市街地再開発について

 超少子高齢化を迎えている本市において、ひとり暮らし高齢者・障害者等の生活介護支援の充実は欠かせませんが、U・J・Iターンの子育て世帯等との交流あるいは相互扶助のできる住宅環境整備等が有効な取組みとなります。そこで、市街地の再開発に合わせた事業推進について超少子高齢社会における本市の取組みについて伺います。

(1)まず、1項目目。住宅弱者対策ならびに高齢者・障害者及び子育て世帯等の交流と相互扶助を可能にするスマートウェルネス住宅等の整備推進についてどのような考えをお持ちなのか伺います。

(2)2項目目として、高齢者・子育て世代に利便性の高い病院・郵便局・小売店・飲食店等の集中する市本市街地について、活性化を踏まえたスマートシティ形成をどのように捉えアクションを起こそうとしているのか伺います。

 

 

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