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原子力施設の安全に関する調査特別委員会視察研修を実施
鉾田市原子力施設の安全に関する調査特別委員会では、2月20日(月)・21日(火)に令和4年度視察研修を実施しました。
鉾田市内にも敷地がある日本原子力研究開発機構大洗研究所では、軽水炉ではなく革新炉(核分裂炉)の2種類である高温ガス炉「HTTR」及び高速炉「常陽」の研究事業内容と施設の具体的な安全性について視察を行いました。
HTTRにおいては、ガス炉が黒鉛減速ヘリウムガス冷却型原子炉であり、セラミックス被覆燃料のため耐熱性が高く燃料溶融しないことから安全性が高いことや発電のみではなく水素製造についての持術を活かして水素製造試験施設の建設が決まり準備を進めていることについて説明案内を受けました。
また、常陽においても冷却材に水ではなく液体金属(ナトリウム)を使用することでナトリウムの性質上温度差による密度の差が生まれ自然循環が生まれる等安全性が高いことや高速中性子を用いた16日の半減期間である医療用RIの製造が可能であり国内生産でがん治療に活用できることから新たな貢献度が来されること等の説明案内があり早急な実証炉・商業炉への移行が必要であることも説明がありました。
また、今回の視察ではカーボンニュートラル具現化に向けた再生可能エネルギーについても研修に組み入れ、日本の伝統ある水力発電について東北電力只見川流域の発電所関係施設をとおしてその歴史と役割を視察研修しました。戦後設置した発電所はその後も改修を繰り返し新しい技術を採り入れ、自然環境にも配慮し現在まで大切に利用されてきたことなど多くの説明を受けることができました。