多様な防衛課題に取り組む沖縄自治体のすがたを学ぶ

議会・議員活動 2024年02月19日

          うるま市の騒音対策の現状を学ぶ

 令和5年度百里基地・茨城空港に関する調査特別委員会の行政視察が実施され、令和6年1月23日(火)に沖縄県うるま市を訪問し、騒音対策や沖縄県との要望活動等について学びました。

 うるま市の面積は、87.02k㎡で、市内には、キャンプ・コートニー、キャンプ・マクトリアス、ホワイト・ビーチ地区、嘉手納弾薬庫地区などのベウグン関連基地の外、海上自衛隊基地関連施設があり、総面積6.631k㎡にも及び基地の占める割合は、7.7%となっています。

 うるましの基地対策としては、騒音対策は優先されず、米軍のうるま市海岸近郊でのパラシュート訓練やオスプレイ墜落事故に対する意見書提出などを実施していました。基地土地民有地の面積は、4.953k㎡であり約500筆であり、市民を中心に多くの人たちの所有となっていることがわかり、基地依存のまちであることも理解できました。沖縄県との関係は、独自性をもって基地対策をおこなっており、県に依存していないことも意外でした。

 この研修を通して、本市においてもしっかりと騒音危険区域住民のために、今後も防衛省・百里基地への要望活動・意見申し入れなどしかりと実施すべきとの議会活動を続けるという研修成果となりました。

 【写真:うるま市職員に質問する髙埜委員】

 

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