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公共施設のあり方に関する調査特別委員会で先進事例の訪問調査を実施
ゴールデンウィーク明けの令和5年5月第2週に鉾田市議会の表記調査特別委員会の先進事例訪問調査を実施いたしました。同委員会副委員長の髙埜議員は、米川委員長とともに様々なコンセプトをもって近年市庁舎ならびに複合施設を整備した特徴ある4自治体を選定し行政視察を実施いたしました。
岩手県では、遠野市及び紫波町を訪ねました。遠野市は、東日本大震災で被害を受けた調査について、震災後の商業施設の活用を活かしながら総合庁舎を整備しました。県産材をふんだんに活かした調査と木材チップを活用した冷暖房施設などのエネルギーシステムならびに防災対策型庁舎の整備に成功していました。紫波町は、庁舎の老朽化と複合施設に加え住宅開発も実現しました。PFI(BTO)方式により財源不足を補填する形でまちづくり全体を考慮し再開発にも成功していました。遠野市と同様に県産材を活かした事業としましたが、8年を経過し西側庁舎の外壁の痛みが顕著で今後の対応が厳しいと感じました。
次に訪問したのが、鹿沼市と壬生町です。鹿沼市では、イチゴの聖地イチゴ市宣言をするなどライバル自治体を超えた発想と戦略が明確でした。庁舎は、元敷地を利用することで進められ鉄骨造を選んだため為か、議会棟を別棟にしたり、委員会室を事務等におき、会議室の少なさや職員事務室の狭隘さが気になりました。さらに建設までの時間が掛け過ぎとも感じられた視察となりました。関東地方自治体のモデル的庁舎と言っても過言でない壬生町は、短時間で設置した庁舎とは言えないほど工夫に満ちた庁舎が整備されていました。議会との二人三脚により進められた結果も存分に活かされていました。議会議場も最新の考えが導入され、事務スペース・書庫スペース・バックヤードの3分割の割付け、別棟の防災棟など有効であり参考になった視察でした。
研修成果は、閣員に調査票の形で提出していただき正副委員長と事務局で整理し、委員会協議資料として纏めるよていになっています。9月定例会時には執行部への要望書・意見書を提出することになります。
[写真]鹿沼市視察で質問する髙埜公共施設のあり方に関する調査特別委員会副委員長