火災事故及び不適切処理隠蔽に係る現地調査を実施

議会・議員活動 2024年08月10日

    日本核燃料開発株式会社(大洗町)の現地調査で基本的改善要望

 鉾田市議会は、8月9日(金)鉾田市及び大洗町に跨がって設置されている国立研究開発法人日本原子力研究開発機構の関連企業である日本核燃料開発株式会社を訪ね、当社で発生した火災事故ならびに不適切な設備点検に係る隠蔽事件に対する現地調査ならびに説明を求めました。

 髙埜栄治議員は、「再発防止策への取組みは当然であることを認識すべきであり、①火災事故ならびに不適切な設備点検等の発覚公表に対して、鉾田市長はアクションを起こしあるいは遺憾の言葉や改善要望を提出したのか?、また②会社の業務上様々な業務研究委託を受け実験することが仕事である以上、業務関連事件数も多く今回の火災事項は氷山の一角にしか過ぎないことから、業務関係実験の種別と実験数等ならびにリスクマネジメントについて説明と公表を求めた。」

 社長の回答では、①鉾田市からは動きはないが茨城県と大洗町からは提出されていることが回答されました。また、②については、業務のほとんどが受託事業であるはずで、その中心は研究開発に係る実験を主たる仕事にしていると思われる特に放射能が高い福島第二原発燃料でブリの処理実験等も含まれ大きなリスクも背負う業務もあるにも関わらず、社長の認識が甘く回答できず後日議会事務局経由での回答となりました。

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