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企画展「常陸平氏ー将門・清盛につながる一族」で展示紹介
茨城県立図書館令和7年度第1回の企画展「常陸平氏」で、常陸大掾一族、鹿島氏庶流の中居氏が寄進したとされる汲上華徳院所蔵の木造如意輪観世音菩薩坐像が紹介(令和7年4月26日<土>~6月22日<日>)されています。
当該文化財は、鉾田市汲上に伽藍を構える華徳院に伝わる像高85cmカヤ材の一木造りの如意輪観世音菩薩坐像で、11世紀末から12世紀のはじめごろ平安時代初期の作品とされています。昭和46年3月29日に茨城県指定有形文化財(彫刻)となったもので、頭には宝冠を戴き首を右に曲げ、右膝を立て膝に右肘をのせています。拳を軽く握って頬に当て恣意相を表しています。台座には、祐印という仏師が僧が鎌倉時代の仁治2年(1241)に修理したことが刻まれています。
今回の企画展を見学して、鉾田地方の多くを占める常陸大掾平氏の活躍の歴史を垣間見て郷土の歴史について深める機会といたしましょう。
【写真:企画展チラシ<茨城県歴史館提供>】