日本海文化交流窓口化で茨城空港活性化を!

議会・議員活動 2018年01月18日

  関東地域の企業及び住民に羽田空港に次ぐ「東京北空港」の定着を!

 

 平成30年1月18日(木)茨城新聞朝刊に茨城空港と小松・金沢間のチャーター便の記事が掲載されました。今春4月に小松へ2便、岡山へ1便でツアーチャーターのみの実施予定でした。

 髙埜は、行政職員時代に開港前から関わってきた茨城空港には思い入れがあり、当時も富山空港との定期便の確立について茨城県空港対策課へ要望を続けました。実際、富山県庁へも照会・相談をしたり県議会議員への働き掛けもしてきた経緯もあります。

 その理由の一つが、江戸時代後期の北陸農民の常陸国・下野国周辺への移民です。特に、親鸞聖人ゆかりの地である笠間や真宗門徒の拠り所となった寺院等を拠点に土着し荒廃した農地の開墾や新田畑の開発に努め、現在ではその子孫が地域のリーダーとして活躍されています。信仰心の篤さや先祖を重んじる心が強く、現在も富山県南砺市など先祖の出自である地域との交流を続けています。

 また、文化や産業分野でも日本海に面する富山県や石川県は魅力がいっぱいです。3年前の北陸新幹線開業以来富山・石川は観光面を中心に振興が図られ元気な情報を耳にします。高埜も2年続けて御地を訪ねてきました。美味しい魚介類はもとより浄土真宗門徒の交流や『万葉集』においても関係深い地域です。文化や産業面でも共通点や補完する点もあり、2地域の就航交流により、関東と北陸の大動脈を創ることができます。

 さらに、東京近郊から羽田まで向かい搭乗手続きするまでに2時間余の時間を要することを考えると茨城空港は「搭乗までに近い」空港なのです。自家用車で来港しても駐車場無料で直ぐに搭乗でき、つくばエキスプレス経由、JR常磐線経由ならびに東京駅からの直行バスを使えば割安感もあります。茨城空港はやり機能から東京北空港なのです。今後は、圏央道を利用して埼玉方面の利用者を増加させたり、栃木県宇都宮や小山方面との直行バス運行で北関東地区とのパイプを太くしたいものです

 今後、茨城空港と富山空港間の定期便の就航に向け、周辺自治体ならびに議会議員等の連携で環境整備を図って行きたいと思います。みなさんからのご助言ご指導ご意見等も併せてお願いいたします。

 

 

 

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