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スマートまちづくりフォーラム第131回ミーティングに参加して
鉾田市の公共交通については、県内各地で厳しい環境に置かれている中にあって、鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線や路線バスルートが4方向にあり、恵まれている自治体ではあります。しかし、通勤のみならず通学も自家用車で送迎したり学校独自の通学バスを有志で運行するなどその利用については減少傾向にあり存続も厳しい状況になっています。
さらに、鉾田市においては交通弱者に対するデマンドタクシーの運行も大洋地区に限られ、巴地区や旭地区方面では高齢者が免許証を返還したくても返還できないでいるのが現状です。
このような課題について以前より公共交通の在り方について研究・提言を続けてきた高埜は、4月17日(火)午後7時から三の丸旧県庁舎で開催されたスマートまちづくりファーラム第131回ミーティングの特別講座<公共交通>に参加し意見交換をして参りました。国土交通省総合政策局総務課の酒井祐介調査専門官を講師に迎え「地域のモビリティ確保の知恵袋」をテーマとした講演を拝聴しました。特に、対流促進<観光客等交流による利用者促進>をとおした地域活性化について詳細のデータに基づき全国事例を掲げ発表がありました。意見交換では、スペインなどヨーロッパ各国で実施している自動車関係諸税を公共交通維持の原資として充当することなどに触れさせていただきました。
参加者には、水戸市役所職員、県北のNPO関係者や茨城大学の学生など様々な立場のみなさんが参加され熱心に意見を交わされていました。