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安房氏ならびに安房城の曖昧な位置付けに仮説を提案
平成31年1月10日(木)鉾田市中央公民館を会場に、鉾田市郷土文化研究会の研究発表会がありリポーターとして髙埜が「安房氏ならびに安房城の一考察」と題して、安房氏ならびに安房城の曖昧な位置付けに仮説を提案しました。
今までの研究史からも安房氏については、古記録的な史料としての史料以外に、他氏などから発給された古文書が発見されておらずその存在そのものも明確ではない状況です。さらに、安房氏と宮崎氏の関係についても姻戚関係程度の言及に留まってきた経緯がありました。そこで、金石文や古記録から安房氏と宮崎氏の同胞化について仮説を立て史料の説明を行いました。
さらに、安房城については、鉾田市教育委員会や城郭・地方史研究者の中に鉾田市指定史跡「三階城」を安房城としていることに異論を唱え、安房城が安祥寺周辺に主郭を置き根小屋集落を有する縄張りを造っていたことを地形や地名から主張しました。
鉾田市の優れた文化遺産を堀り起こし活用することを提案し、児童生徒の郷土愛の発揚に努めてきましたが、今後も地方史研究を続けるとともに市民が文化遺産に触れる機会を設けて行きたいと考えいます。市民皆様のご助言と身近な文化遺産の情報提供をお願いいたします。