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市指定有形文化財建造物「主石神社本殿」を火災等から守ろう!
平成31年1月27日(日)午前10時に大和田地区に消防自動車のサイレンが鳴り、主石神社境内で不審火が発生し消防・氏子・地区住民が一体的に消火活動を実施すること想定した警防訓練行われました。
当該事業は、毎年1月26日の文化財防火デーの啓発事業の一環として、鉾田市・鉾田市教育委員会・(鉾田市文化財保護審議会)が主催し、鉾田消防署ならび鉾田市消防団が協力して旧町村単位地区毎に3年に1回実施されているもので、今回は大和田消防団をはじめ区長班長そして子供会・子供会育成会の皆さんなどオール大和田と消防行政関係者が参加して行われました。
神社境内の訓練では、初期消火では区長班長及び氏子の皆さんが御手洗の水を利用したバケツリレーを行い、紅葉消防団のタンク車からの放水、大和田消防団、菅野谷消防団及び大川消防団による、河川と消火栓からのリレー放水を実施して現地訓練を終了しました。
旧大和田小学校グラウンドでは、児童や地区住民による消火器による消火訓練も行われ、文化愛保護への意識の高揚を図る事業となりました。
消火訓練の対象となった主石神社は、大和田須田地区に平安時代以前に鎮座し、本殿は江戸初期の技術を反映した貴重な建造物となっています。『延喜式神名帳』(『延喜式』編さんは延喜5年<905年>から行われたものです。)にも記述されている常陸国23社の式内社の一つであり、建造物としての価値の他歴史的価値も高い神社です。地域そして鉾田市民としても誇れる文化遺産です。大切に保護活用しましょう。