もっと小中学生に鑑賞機会を!第14回鉾田市民音楽祭を鑑賞して想うこと。

イベント 2019年01月28日

 

   市民部隊芸術創作グループが第14回鉾田市民音楽祭で1年間の成果発表 

 鉾田市民舞台芸術協会主催による第14回鉾田市民音楽祭が平成31年1月27日(日)、鉾田市立大洋公民館において開催されました。当日は、市内で活動する11グループによる歌・演奏・踊りなど1年間の学習・活動成果を発表し、その成長した姿に大きな拍手が送られていました。また、ゲストには、物部彩花+TRIOを迎えLIVEを楽しみました。

 当該音楽会も体育館で開催したり、行方市文化会館を間借りして実施したこともありましたが、小さいながらも大洋公民館で開催するようになり、音響照明などプロの協力を得て素晴らしい内容になっています。

 しかし、司会の小沼さんが指摘していたように会場には発表者関係者と親族等がほとんどで知人もなく純粋に会場で鑑賞されていた方は20人程度と思われました。著名なアーチストが無量あるいは廉価で鑑賞できるときはいっぱいになる会場も市民グループの発表では小規模の会場さえも空席だらけの現状です。普段の生活に藝術創作の世界を創りだすためには、児童生徒に多くの鑑賞機会及び創作機会を設けることにあります。鉾田市児童生徒の音楽祭への補助は20万円程度しかありません。担当職員も増員させ2000万円以上もの芸術鑑賞予算を投資してもこの厳しい状況は続くと思います。次代を担う青少年のために予算を回し、自ら創作参画する人材育成を進めるべきと思います。是非、みんさんも現状を見据え岸田市政の新年度予算編成には注目してみましょう。

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